寿司屋のショウガ千畳敷カール (2日目)

2009年08月15日

千畳敷カール (1日目)

お盆旅行に駒ヶ根高原の「千畳敷カール」一泊旅行へ出かけてきた。

千畳敷のホテルに泊まるので遊歩道の散策と日の出を見る程度のつもりで特に調査せずに

そんなに急ぐ旅でもないので1日目はのんびりと駒ヶ根ICまで高速を飛ばし、ロープウェイ乗り場までの道のりにある有名店「ガロ」という喫茶店で名物のソースカツ丼を食べることにしていた。

到着してみると予想はしていたが約20組以上の待ち行列が出来ていた。「ガロ」は小さな喫茶店という雰囲気で厨房の大きさも容易に想像できる。聞いても答えてくれなかったが予想待ち時間は2時間に達するのではないだろうか?

道を挟んだ反対側を見てみると「明治亭」の看板が、「明治亭」といえば、駒ヶ根IC近くの超有名店だったはず。こんな近くに支店を出した様だ。様子を見に行くと待ち行列は10組だった。しかもこちらは混雑承知の上で作られた店舗。座席数も厨房の大きさも、「ガロ」の比では無いだろう。予想待ち時間20分。

お昼も過ぎ、お腹も減ってきたので「ガロ」は今度来ることにし、「明治亭」で妥協?することにした。

順番待ちに名前を記入後、車を停め直して、のんびり「明治亭」へ戻ると既に自分たちの順番だった。待ち時間10分と言ったところか?

さて、並んでまで食べようとしたのに、私はそもそも駒ヶ根名物の「ソースカツ丼」はソースが甘すぎ、多過ぎで、あまり好きではないのです。

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「信州そば」とかある時点で完全に観光地メニューです。

ということで注文したのはヒレカツ定食。豚カツ自体は美味しいかった。
家人が注文したカツ丼も少し分けてもらったが、普通のご飯とその上に乗った普通のキャベツ、そして頂けないのがインスタントのみそ汁。これでは冷凍物のカツを購入して家で丁寧に作った方が美味しいと思う。

でも、観光名物としては及第点以上に美味しいんじゃないでしょうか。

その後、ロープウェイ乗り場までは菅の台駐車場に車を停めてバスで行く。その狭く細い路線を走るバスはそれぞれに無線で走っている場所を確認しながらすれ違いのタイミングを計り見事な運転テクニックで険しい山道を登ってゆく。
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揺られること40分、ロープウェイ乗り場に到着するとさして待つこともなくロープウェイへ乗り込みさらに7分。結構な早さのロープウェイで、1秒間に7M進むとアナウンスしていたので7M x 60sec x 60min = 25.2km/h
本当に早い。
こんなリフトがスキー場にあったら楽しいだろうに。

標高2500mのロープウェイ駅と併設されている「ホテル千畳敷」へ到着すると、そこは交通手段がロープウェイしかないとは思えないほど設備は充実しており、風呂もトイレもごく普通の設備だった。

夕飯までしばらく時間があるので遊歩道を散策することに。

散策?登山コースは以下の様に色々だ

(1) 千畳敷カール遊歩道・・・40分
(2) さらに八丁坂、急坂を上り、乗越浄土まで往復すると・・・70分
(3) 駒ヶ岳山頂までの往復コース・・・185分

明朝の日の出があるので今日は(1)の散策コースを回ってみることにしたが、40分の散策コースも回ってみるとあっという間である。
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長男が行きたいということもあったので、明日の下見を兼ねて、目の前の「八丁坂」なる物を登ることにした。あとで考えればこの安易な登山開始が失敗だった。

遠くホテル千畳敷から見るとかなり急な八丁坂も近くに来ると「さらに急で険しい」ことが解った。足を滑らせたら死んでしまいそうなところもある。

そんな登山道をひたすら登ること40分くらいだろうか?「乗越浄土」という尾根に到着。結構厳しい登りだったが登ってしまえば結構元気、子供も元気。
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この地図をきちんと見ていれば良かったのに・・・・。

尾根に沿って西と、東に山頂が見える。西の山頂は岩場で結構厳しそうなので東の山頂方面へ向かう。この時点で登山してくる人はあまりいなかった。

後で解ったことなのだが、西の山頂は「宝剣岳」、東の山頂は名も無き山頂だったらしい。

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しばらく進むと「九合目」という印を発見。「9合目が有れば10合目も有るはずだ」と、俄然目的を見つけて道を進むがなかなか見つからない。
尾根づたいに東へ進むがこれといった印もなく、そのまましばらく進むと見つけたのがこれ
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「勅銘石」なんだろう?

今日は天候も不安定で霧が一気に濃くなり視界が非常に狭くなる。ちょっと空も暗くなってきたし、そろそろ下山した方がいいかなと時間を確認しようにも時計がない。遠く千畳敷から聞こえるロープウェイ乗り場からのアナウンスの声
「最終は17:00ですのでお乗り忘れの無いように・・」
がさっきから聞こえてくるので17:00前というのは解る。のどの乾きも感じたが飲み水もない。

ここまで来て「はっ!」と気が付く。安易に登ってきたために時計を忘れた、もちろん携帯電話も忘れた方位磁針も無いし、懐中電灯も無ければ飲み水も無い。まさに手ぶらの散歩気分のままに、本格登山の入り口まで来てしまったのだ。

本当はもう少し進みたかったが、急に不安になり目的達成しないまま下山を始める。

改めて気づくと尾根づたいの道は非常に怖い。八丁坂の様な急坂でも片側が山なので体を預けることが出来るけれども尾根は両側が谷なので道幅は広いけれど非常に不安を感じさせる道なのだ。

早く帰りたい気持ちを抑えて焦らず、慌てず、子供と下山を進める。15分も歩くとなんだか懐かしい「乗越浄土」へ戻ることが出来た、ここまでの往復は誰ともすれ違わなかった。あとで解ったのだがこちらの東側はメインなコースでは無かったようだ、なぜなら駒ヶ岳と全く反対方向だから。

あとは誰も登ってこない八丁坂をひたすら下る。
途中で入ってくる例のアナウンス

「最終は17:00ですのでお乗り忘れの無いように・・」

まだ、17:00前だったんだね。全然明るい内にホテルまで帰ることが出来るよ。と安心している所にさらにアナウンスが入る、

「八丁坂方面を下ってくる赤いシャツの方、最終のゴンドラに乗られる場合は手を振ってください・・・」

赤いシャツ・・・そう、今、私が来ているシャツは赤色です遠くゴンドラ乗り場から双眼鏡で私たちの心配をしてくれていたのです。
実際今日は泊まりなので手を振る必要もなく、じゃあ、どうやってリアクションすればよいか困った挙げ句、「ゴンドラに乗りません」の意で両手で×を作ってみたが、伝わっただろうか?
その後、アナウンスで反応してくれれば良い物の、何も反応がないのでしばらく動けなかった私たちです。

その後、無事にホテルまでたどり着いたのがちょうど17:00頃で逆算してみると千畳敷について散策を始めたのがおそらく14:30頃だったので、2時間半の大冒険でした。

もちろん、パパが感じたこれらの不安は子供へは微塵も感じさせることなく安心の冒険?だったはずです。

こうして一日目は終了しました。おかげさまで夕食のビールの美味しかったことといったら有りませんでした。

※後にこの日のルートを整理してみるとこうでした。

千畳敷カール → 八丁坂、急坂 → 乗越浄土 → 駒ヶ岳9合 → 伊那前岳 → 勅銘石目 → 名も無き山頂 (折返し)



djebel125 at 20:08│Comments(0)TrackBack(0)旅行 

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