我が家のスターレットはブレーキが効かないというのはずっと前から感じていた。
確かに、他のどの車よりもブレーキの効きが悪かった。

強く踏み込む必要があるんだ。でも強く踏み込むとABSが動作するということはタイヤがロックしている?ということはブレーキはちゃんと効いているだろう。

ここ信州では冬場の雪道ではかなりABSにお世話になるというか、ABSが動作するような状況がよくある。以前から雪道でのABSを使った制動距離は伸びると認識していたので「こんなものか」と思って乗っていた。

だが、ここ2〜3週間くらいで状況が変わってきた。とにかく車が止まらない。
ブレーキを踏むと車体が左に傾くようになってきたし、ABSがこれまで以上に無意味に動作する様になってしまい、これが一番怖い。

凍結路での停止時、ブレーキを踏み込むとABSが動作してちっとも止まらない。まるでスケートをしているかのごとく危険なほど止まらない。
それまでも「ABSの凍結路性能にはこんなものだ」と諦めていたが、今回のはちょっと違う。明らかに危険ゾーンに入っている。
この一週間くらいでは乾燥した路面でもちょっと急制動するとABSが動作するようになった。下手すると信号の度、止ままろうとするとABS動作する。

さすがに、怖くて乗ってられないのでこの週末、慌ててトヨタへ持ち込んだ。


私はてっきり2系統有ると言われるブレーキ系統の片方が死んでしまった為に車が左右に傾いたり制動距離が長くなったんだと思っていた。ABSが頻繁に動作してしまうのも2輪での制動の為、ロックしやすかったんだと勝手に理解していた。

で、色々見てくれた所、違ったようだ。

「ブレーキホースのエア噛み」が原因だったらしい。なんだ、といえば「何だ」なんだけど素人は頭が回らない。というか、ブレーキがエアを噛むとこんな症状になるんだと驚いた。

教習所でもこのあたりは教えてもらったよな、下り坂でブレーキを踏み続けるとオイルが沸騰して気泡が発生する現象は何て言ったっけかな?ブレーキが効かなくなっちゃうんだよね。

本当に効かなくなった、まさかこれ程効かなくなるとは思っていなかった。
整備士の方に聞いてみるとエアが混入するとABSがすぐに動作するような状況になるらしい。詳しい話を聞くのを忘れてしまったが、これは危ない話。

ブレーキの効きだんだんと悪化するだけならばどこかで危険に気がつくだろうけども、それに加えてABSまで不要な動作をすればブレーキが効かない以上に制動距離が伸びてしまう。ドライバーの意識以上にブレーキが効かないわけだから事故ってしまう。


エア抜きをしてもらったスターレットのブレーキは驚くほど高性能ブレーキに変身した。

メインテナンスの大事さを教わりました。

※ちなみに今回のエア混入の原因。
ひとつは自分でやったブレーキロータ(パッド)の交換時、その際はホースに空気が入り込むような作業はしていないつもりだけど、これが一番怪しい。
あるいは、前回の車検でブレーキフルードを交換してもらっているんでその時・・・はありえないと思うけどね。