いやー、久しぶりの駄作を見ました。

ブラビ主演の「ワールド・ウォーZ」、以下ネタバレします。

まず、ゾンビ映画って事で「バイオ・ハザード」を想像するのは映画を見てる人なら極普通なんだけど、この映画はどんな風にゾンビを描いているのかと思えば、バイオハザードのままでした。

つまり、ゾンビに噛み付かれてた人が感染してすぐさま発祥するという設定。ゾンビの雰囲気もそのまんま、ゾンビってのはこんな風にしか描く事が出来ないのかもしれないね。

で、原因が判明しないこのゾンビのルーツを探し出して、この世界中に広がってしまったパンデミック・ゾンビ問題を解決しようとする。

そこで、人類の希望となる若手のウイルス研究第一人者の護衛を担当したブラビだったが、輸送機で韓国に到着と同時にその人類の唯一の希望と思われた研究者はなんと、「転んで死んでしまう」
自分の銃が暴発して死んでしまったんだ。

研究者がいないのにどうするのかと思ったら、素人のブラビが独自論で解決しようとする、・・・・がさすがに無理があるだろう。

その後、安全地帯と思われたエルサレムでのドタバタ後、ブラビはヒントを得た様で、WHOの研究機関へ向かう。その向かう途中の航空機で、ドタバタ劇が発生して、墜落。

運よく生き残ったのがブラビとその相棒のみ・・・周りの殆どがゾンビになってしまったとはいえ、そりゃ無理のある設定だろうと思うが、まあ、スーパーヒーローは新ではいけないので仕方ないか。

さらに強引なのが、山中で墜落したはずの飛行機から命からがら脱出できた二人は、なんと本来の目的地であるWHOの研究機関へ徒歩でなんなく到着してしまったのだ。

あの大怪我で抱えられながら歩いて明るいうちに到着したからおそらく目的地の2〜3kmくらい手前に墜落したんだろうか、なんとも幸運なんだ。

極め付けがラストのここからゾンビ問題の解決までの描写だ。

ブラビの推論では

「ゾンビは特定の人間を獲物として見ず無視していることを発見」
 ↓
「無視されている人間はなにかも重大な疾病を抱えているのではないか?」
 ↓
「では、その疾病に掛かればゾンビに教われない」
 ↓
「その疾病に掛かったように見せかけるワクチンを作ればいい」
 ↓
「疾病を特定してWHOで作ってもらおう」
 ↓
というのがブラビの発想。

もれなく、ゾンビに占領されているWHO内で色々有って、結局ブラビはたった一人で手元にある大量の病原菌の中からゾンビが嫌いな病原菌を特定して自分に打つしか助かる見込みの無い状況になってしまった。

もちろんブラビはその中から正解を「勘」で探し出し、それを自分に注射して助かる。

で、その後病原菌で「カムフラージュワクチン」を大量生産して人類が助かる方向に進んだという話なのだが、最後が「ただの勘」ってのは何だよ。
死んでしまったウイルスの研究者は関係ないのかよ?

原作があるらしいが、ゾンビが出てくる以外は全くの別物だという、いったいどんな原作だったのかが気になるね。

まあ、すっきりしない酷い映画だったと思う。