さて、家系図を作るといてもどうするのか?

なにも知らなくとも、「役場で戸籍(証明書)を貰えば家系図を作ることが出来る」ということくらいは解る。
なので、とりあえずは自分の戸籍を貰おうかと思った。
私は愛知県で生まれて、現在長野県に住んでいるので私が掲載されている戸籍は少なくとも二通あるはずだ。
でも、自分が生まれてからの戸籍なんか、別に知っていることしか掲載されていないので必要ないじゃん、だいたい、戸籍を作成して貰うのには、お金も要るし、郵送の手続きとかで、時間も掛かるし今回は取得は止めよう。

とりあえず、親父の生まれた実家が宮崎なので、親父に生まれた住所を教えて貰って、その役場に申請すれば、戸籍を取得することが出来る。

・・・・と思ったんだけど、そんな簡単な話では無かった。

なにやら、戸籍の申請するにはちょっと前までは誰でも申請さえすれば受け取れる物だったらしいが、最近は個人情報流出などを心配してか法律が改正されて、申請時には「直系の家系であることの本人確認が必要」となったらしい。

これが厄介で直系の子孫であると証明するためには私から親父の生家までたどり着く証明が必要となる。自分の免許証だけではダメだ。氏が同じだったって別の家系の場合もあるわけで、免許証は個人の証明になるが、血筋(家系)の証明とは成らない。

何が必要になるかというと、申請する戸籍に掲載されている人間の直系の子孫として私が存在している証明。つまり、私の現戸籍から申請する戸籍までの繋がりを示す戸籍全部だ。

私の生家の戸籍申請には私がその生家から転出した事を証明するために私の現戸籍と免許証などの個人証明を一緒に申請する必要がある。

で、親父の生家の戸籍申請には私の戸籍と私の生家の戸籍を両方同封して申請する必要がある。

そんなことなのでだんだん申請時の同封する書類は多くなるし、以外と申請料金も発生する。

結局、私が申請した戸籍は結局「私」「私の実家」「親父の実家」「祖母の実家」「祖父の実家」「曾祖父の実家」と「高祖父の実家」7件の申請を行った。ちなみにそれ以上の戸籍は無いと言われたのでここまでだったのだが、金額を計算してみると
戸籍謄本 ・・・ 450円
さらに、親父の実家以降は電子化される前の除籍謄本と原戸籍も取得したので
除籍謄本・・・750円
原戸籍・・・750円

・・・と発行の手数料だけで1万円強掛かっているし、全て郵送なので時間も結構掛かった。

こうして集めた戸籍を整理してエクセルに書き写してみるといろんな事が解ってきた。私個人の問題なので細かくは書いても仕方ないが、いくつか知っていた(聞いていた)事実と違うところがあった。
以前から、親父から「祖父は養子だったらしい」と小さい頃に聞いたことがあるがよく調べてみると祖父どころか、祖母も養女だったことが解った、これは新事実だった。
だって、親父も知らなかったという事だった。そして、親父の長兄は祖父の甥だったりと色々しらない事がが出てきた。

他にも私に直接関係の無い話しも含めていろんな事実が色々出てきたが、なんとも昔の家族ってのは今よりもずっとアバウトだった。養子養女も当たり前で、どちらかというと、「血縁」よりも「家系」を重視していたことが良くわかる。

そういえばお袋にも養子と言うか「丁稚奉公(でっちぼうこう)」に出ていた兄姉が居るし。

そんなこんなでエクセルに整理した大量の戸籍情報の中から、今度は必要な部分だけ抜き出し、図にまとめてみると、出来るのがいわゆる「家系図」。

家系図2copy


この家系図に載っている人で一番古い人「高祖母」の生年月日はなんと、
「文政3年(1820年)」

この時代は江戸時代末期なんだけど、1820年というと、坂本龍馬(1836年産まれ)がまだ生まれていない時代となる。
だから、この世代の人たちは晩年(と言っても大政奉還1867年ではまだ47歳)には日本の大変革期である、幕末から明治維新を直接目に見て、体験してきた人という事だ。

そんなことを思うとなんだかロマンを感じますね